ホテルビーナス

『ホテルビーナス』

人は、もうだめだというところから始まる気がします。（チョナンカン）

そのドアを開けるとき　優しさがあふれ
そのドアを閉めるとき　涙があふれる

「あなたは、どの部屋で泣きますか･･･？」

★あらすじ★
女装のオーナーが経営する、ホテル・ビーナス。

ウェイター兼世話係のチョナンをはじめ、ここで暮らす住人は誰もが過去を背負っている。

酒に溺れた元医者のドクターと、妻のワイフが暮らす１号室は、言い争いの声が絶えない。３号室のソーダは花屋を開く夢を追い、４号室のボウイは、自称殺し屋を語っている。

そんなホテル・ビーナスに、ある日、無愛想な父、ガイと、口を利かない娘、サイがやってくる。

チョナンの仕事を手伝わせるうちに、サイは次第に心を開いていくが…。

主題歌：LOVE PSYCHEDELICO 『Everybody needs somebody』

★サントラ★
映画『ホテルビーナス』オリジナルサウンドトラックＣＤ

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【心に残ったセリフ】

『生きていると、いろいろなことがある。
　ちょっと違う。
　いろいろなことがあるから、僕らは生きているんだ。』

『人ってのは、自分の傷には敏感で、他人の傷にはてんで鈍くて』

『人間は誰でも独りぼっち。
　だから誰かと一緒にいたいんだ。』

『あなたが死にたいと思うのなら、死んじまえばいい。
　けど、あなたは、生きるか死ぬか迷っている。
　迷っているのならば、生きることを選んだほうが、楽になるよ。』

『どんなにささやかな人生を送ってる人でも必ず人には見られたくない背中がある。』

『生きている。・・・・みんなちゃんと生きている』